捻挫
今まで歩いていて段差に気づかず足首を “グキッ” なんてこと経験したことありませんか?大抵の方は頻度の大小を除けば経験したことがある捻挫。
捻挫は早めの処置はもちろんで、早期はアイシングして固定、その後は温めとなりますが実は腫れや痛みがなくなってからのケアが大事です。
大したことないからと放っておいてはいけません。たかが捻挫と侮ってはいけませんよ。
足の捻じれから膝・股関節・骨盤の捻じれや歪みにつながっていきます。
捻挫には大きく分けて内反捻挫と外反捻挫(内に捻じるか外に捻じるか)に分かれますが7割の方が内側に捻じる内反捻挫になりやすく、特に最近の若い女性で内股歩き、すり足、かかとの高い靴などが原因で内側に捻じることがあります。
内反捻挫の場合だいたい足の立方骨(小指側から外くるぶしまでにある骨)という骨がでてきます。
また、かかとにある踵骨・その上にある距骨という骨も左右にスライドしてしまいます。
遠い昔のものでもそのまま固定されてしまっている方をたまに見かけます。
以前、膝痛で来られた40代の女性が「子供の頃に捻挫してそれ以来、外のくるぶしが腫れっぽいままで、正座などをしない限り痛みはないので放っています。」とおっしゃっていました。
観てみると外のくるぶしがプニュプニュと晴れていて軽く押すと痛みがあるとのこと。
踵骨・距骨のズレによるものだろうということで歪みを整え、脛骨・腓骨(膝下の骨)も調整するとくるぶしの痛みはなくなり、膝の痛みも無くなり大変喜ばれていました。(*^_^*) 正座も大丈夫
クセや歩き方・立ち方等による足の歪みがある方は結構いらっしゃいます。
足首の周辺などを軽く押して痛みがあるという方は当院へご連絡くださいね。