身体の歪み
外を歩いて人間ウォッチングしてみると肩が左下がりな人、腰が右上がりな人などいろんな人がいます。では、身体の歪みはなぜおこるのでしょうか?
ほとんどの場合、身体の歪みは偏った筋肉疲労によるものです。
人間の身体は正中線を軸に左右対象についた筋肉がなんらかのクセや習慣で偏って疲労をする為、その筋肉が関連する筋肉を引っ張って歪みを起こしていきます。
ですから偏った疲労筋肉を改善することが身体の歪み防止となります。
自身で偏り疲労を改善するのに最適な操体法という治療法があります。
例えば腰に違和感がる方の場合
1、仰向けに寝て両膝を立てた状態から左右に膝を倒してみます。
2、左右倒してどちらかが気持ちよく倒せ、反対側は痛みや突っ張り感があるなどいった左右差を感じる。
3、倒しやすかった方に数回ゆっくり膝を倒します。
4、改めて倒しにくかった方に膝を倒してみると最初あった違和感がいくらか軽減、人によってはまったく無くなっています。
上記の施術法は他の部位でも応用して使えます。呼吸や介助人がいればさらに効果がありますが慣れれば1人でも十分効果を感じることができます。
日々の仕事や生活習慣での身体の歪みは誰にでもあることですが、凝り固まった筋肉を長い間放置しておくと必ず歪みが生じてきますよ~
毎日のストレッチそれが無理なら定期的な整体をおすすめします。
姿勢が悪い方から「筋肉がたりないから」、「筋肉をつけなさいと言われた」といったことをよくお聞きしますが、それよりも偏った疲労筋肉を解消するほうがよっぽど大事だし、日常生活を送れていれば必要以上に筋肉を鍛えることはないですよ。