足首の異常
整体を受けに来られる方の中に普段の歩き方にクセのある方がよくいらっしゃいます。
◎ペタペタ歩き
◎すり足
◎極端な内股歩きなど
こういった歩きかたを長年続けている方は間違いなく足首にゆがみがあります。
足首のおもな骨として距骨(きょこつ)、立方骨(りっぽうこつ)、舟状骨しゅうじょうこつ)踵骨(しょうこつ)と呼ばれる骨があります。
これらの骨の上、脚のすねには脛骨(けいこつ)、腓骨(ひこつ)という骨があります。
内股歩きやすり足などを長年されている方はすねにある腓骨が下側に落ちその下にある距骨を本来あるべき場所からずらしてしまいます。さらにはバランスを保つために他の足首の骨までズレが生じてしまうのです。
人間が二足歩行するようになってから足首は重力に耐えながら体重を支えてきましたが、現代ではキレイに硬く舗装され足首の柔軟性を必要としない歩道や、キレイに見せるためだけの靴などといった環境も人間の土台である足首がうまく使えない原因かもしれません。
足首がズレればその上の膝→股関節→骨盤→背骨→首→頭と歪みの連鎖がはじまります。
整体やマッサージでなかなか腰痛・ひざ痛・肩こり・頭痛などが改善されない方も根本は足首のズレが原因かもしれませんよ。
当院ではどんな症状の方も必ず足首をみさせていただきます。
『肩の不調なのに足首ばかりみている?』と思われるかもしれませんがおゆるしください(^-^;